

今回紹介するのは、Weraが日本限定で販売した『1850』
Wera初の『ボールグリップ』を採用したドライバー
その実力と使い勝手をレビューしてまいります
基本スペック

グリップ部は全種で共通仕様。ヘッドがφ38.5
ラバー素材と硬質樹脂の組み合わせのグリップとなり、
ラインナップによってシャンクの仕様が異なる形式


ラインナップは、プラスがPH1,2,3、マイナスが1.0×6の長さ違い
グリップ色がプラスはレッドとグリーンの2種。マイナスはイエロー
(赤と緑で性能は一緒となります)

特長①:力を入れやすい「ボールグリップ」

最大の特徴は、エンド部が丸く膨らんだボールグリップ。
掌底で押し込みやすく、 「押す力」と「回す力」を両立できる握り心地 が魅力


ボール形状により、手のひらを滑らかに回転させられるため、
シームレスな早回しが可能になります
特長②:ネジを強力に噛む「レーザーチップ」

Wera独自のレーザー加工により、 先端がネジへ強力に食いつく仕様。
磁力なしでも高い保持力を発揮し、 カムアウト(ネジが浮く現象)を
極限まで抑制 します

使用レビュー①:グリップの違い

ボールグリップの『 押し込みやすさ』『回しやすさ』2つのメリットが
際立ちます。エンド部が広いため、掌底で押し込めて安定感が高く、
回転作業もスムーズ。電工作業との相性は抜群に感じました


一方で、握りこむような持ち方がメインの方にはイマイチ
握る箇所のおさまりが悪く、力強く回すのが難しい
この場合は、ボールグリップでないタイプの方がオススメ


使用レビュー②:レーザーチップの良し悪し

先端のレーザーチップは、『期待通りの活躍』
カムアウトが一度も起きず、締め・緩め作業が安定


△ 気になった点は食いつきが良すぎるため、
ネジからドライバーを抜く時に“グッ”と力が必要。
軽い部材だとドライバーごと持ち上がる場面もあり、
慣れるまで少し戸惑いを感じました
[レビュー]VESSEL・PBとの使い勝手比較

Weraの1850が光るのは、早回しが求められる『電工用途』
端子台など難しいボルトが使われるような場面で、握りやすく、
カムアウトしにくい1850は最適のツールになってくれます


『安さ』や『シンプルさ』を求めるならVESSELが最もスタンダード
『電工以外でもマルチに使いたい』ならPBのクラシック と
それぞれの用途に合わせて使い分けるのも良いと思います



総括:電工ドライバーとして揃えたい一本

Weraのボールグリップドライバーは、 押しやすさ・回しやすさ・安定感 の
三拍子が揃った電工向けモデル。レーザーチップの確実性は素晴らしい一方、
抜く際の作業性には好みが分かれる印象です


「普通のドライバーから一歩進んだ工具が欲しい」
そんな中級者以上にぜひ使ってほしい一本。
限定品のため、購入検討は早めがおすすめです
その他 オススメのドライバー

早回し優先ならば、Weraのラチェットドライバー838RASも選択肢
他社にはない洗練されたラチェット機能でストレスフリーの作業を実現
ビット交換タイプなので、様々なネジに対応できるのも魅力


パワフルな作業に耐えるドライバーならKTCのD1P2がオススメ
四角形の独自のワッフルグリップで力が籠めやすく、ボルスター
付属で、レンチ延長もできる『力業のドライバー』



コメント