
今回紹介するのは、携帯型LED顕微鏡 マジックルーペ
デジタル顕微鏡などで定評のあるスリーアールソリューション様の
『ポケットに入れて持ち歩ける顕微鏡』です
本体の外観と付属品

本体および付属品は以下の4点
①本体 ②専用収納ケース
③USB-AtoCケーブル(70cm) ④日本語説明書


付属の専用ケースはとても出来が良いモノで、
クッション性と頑丈さがある質感、ケーブルが収納できる
ポケット、携帯しやすいサイズ感が素晴らしいです


ケース含めて持ち歩きやすいサイズ感(縦120mmx横80mmx高さ36mm)
マジックルーペ(本体)

本体のサイズは約104×65×21mm、約50g
プラスチック製で少々安っぽいですが、
重量は軽く、コンパクトにまとまった形状です



モニター画面は大きさ40x30mmのカラー表示対応
解像度は320x240px(パッと見では粗さが気にならない程度)
画面発光するので暗い場所でもキレイに映ります



充電部は本体側面。充電状態を示すインジケーターも装備
使用時間:約70分、充電時間:約50分
非推奨ですが、充電しながらの使用できるのも確認しました


シンプルな操作感でわかりやすい!

操作はボタン2つで完結し、非常にシンプル
電源ボタン短押しでON、長押しでOFF
(5分間放置で自動電源OFF機能アリ)


倍率ボタンは、短押しで3段階倍率を切り替え
ライトボタンも、消灯→白色→UVの順で切り替え
選べる3段階の倍率(5倍、9倍、14倍)

倍率は実サイズの5倍、9倍、14倍の3段階
今回はスケールの印字をサンプルとして、
倍率のサイズ感と画質をチェックしてみます


画像は左から 実サイズx5、x9、x14 となります
5倍が標準倍率で、9倍、14倍はデジタルズーム
拡大しても大まかなディティールはちゃんとわかります



2種類のライトを搭載

ライトは、通常の白色LEDとUV-LEDの2種類
UV-LEDはキズや付着物の発見などで使用されます
リング照明なので全方向から同じ強度で対象を照らします



実際に使ってみて 良かった点

いつでも持ち歩ける携帯性の良さは期待以上でした
現場でサッとキズの有無や品質チェックができるようになり、
顕微鏡まで歩いて往復する手間をなくすことができました!



通常のルーペと異なり、複数人でチェックできるのもポイント
裸眼とメガネの人が交互に使うとピントが合わないですが、
こちらは同じ画面で見れるので、便利さを感じました
実際に使ってみて 気になった点

焦点距離の短さと本体の大きさには注意が必要
電子基板のように凹凸のある表面の場合、カメラが近づけず
ズーム機能などもないので、ピントが合いません
総括 平面や簡単な検査に特化したデジタルルーペ

製品はとてもよくできていて、高彩度のカラー液晶や
十分な画質、何より携帯できるx14倍の拡大鏡としての
利便性は高く感じました


工具の刃先や製品の簡易チェックに便利な一方、凹凸のある基板などでは使いにくいケースも

一方で、基板検査や対象に向けて近づける際には
焦点距離が短く、本体がぶつからないよう配慮する
必要があり、導入前によくご検討ください
『画像保存機能付き』は、3R-MJL02がおすすめ

こっちは、SDカードに画像が保存可能で、倍率も最大19倍と
性能UP。形状もスクエア型となり握りやすくなっております
『簡易版の3R-MJL-01』『性能の3R-MJL02』でご検討ください


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